株主優待と言えば金券や企業にちなんだ物であることがほとんどです。調べてみることであなたが欲しい優待を受けられる企業が見つかるかもしれません。

  • ホーム
  • 今後の株価の予想はどうすれば良い?

今後の株価の予想はどうすれば良い?

今後の株価を予想するには、国内の状況をマクロの視点とミクロの視点の両面で捉える必要があります。
マクロな視点とは、国内の政治情勢や国の財政政策や金融政策など、国内全体の景気動向を把握することです。
近年では、安倍晋三首相が第2次安倍内閣において掲げた一連の経済政策である、「アベノミクス」によって円安・株高がもたらされ景気が徐々に回復していることが注目されています。
一方で懸念されていることもあります。

アベノミクスとして掲げられた「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の3本の矢のうちの「大胆な金融政策」です。
政府は2%のインフレ目標を定めており、そのためには国内のお金の流れをより活発にしようと考えています。
そのために、民間の銀行が日本銀行に預けるお金に対してマイナス金利を設定しました。
これによって、各銀行は日本銀行にお金を預けておくと逆にお金を取られてしまうので、日銀に預けていたお金を企業への貸出へ回すしかありません。
貸出先を見つけるのは簡単ではなく、結果として日銀に逆に利子を取られてしまい、銀行業界全体の収益環境は厳しいものになっています。

このように、国内の景気の流れから国内全体の株価や、各企業の株価の今後を捉えるアプローチは非常に重要です。
次に、ミクロな視点とは国内の景気を考えるにあたって業種別に考え今後その業界の株価がどうなるか予想をしたり、各企業の決算内容やその要因を考え今後の株価を予想したりすることです。
時代によって今後も成長が期待できる業界と衰退していくことが予想される業界は異なります。

近年では、モノとモノがインターネットでつながるIoTや仮想通貨、そしてそれを支えるシステムであるブロックチェーンなどIT業界の技術革新が人々の生活に新たな価値観をもたらし、社会に付加価値を提供していると注目を集めています。
一方でムダを省くコストカットがどの業界でもトレンドにあり、流通コストをカットする流れの中で卸売業者や商社など、自社でモノを作らず流通の仲介機能を担っている業界には逆風が吹いています。

業界予想は株価予想において大切

企業の株価が今後どうなるか予想するにあたって、その企業の業界が現在どのような状況にあるか把握し、未来を予想することは非常に重要です。
業界予想については、四季報や東洋経済を参照すると把握することができます。
四季報は年に4回情報が更新され、企業ごとの財務・業績関連数値が載っています。

また、四季報独自の業績予想なども載っているため自分の相場観を養う上で大変役に立ちます。
東洋経済は、東洋経済オンラインというネットでも記事を掲載しています。
政府の経済政策の変更や政治情勢についての記事だけでなく大手企業の決算報告やその要因の記事や、成功している企業や失敗している企業の分析記事も多数掲載されており、常に最新の情報を入手することができます。
以上のような方法で常に経済について最新の情報を仕入れて考えることを繰り返せば、自分の相場観を形成され各業界の今後の景気動向を予想することができます。

例えば、前述の通り近年はIT業界が成長産業として注目されています。
この流れを知っていれば、例えば新進気鋭のIT企業が上場するとなった時、その企業について今後どうなるか予想が難しい状況であっても、独自の技術を持っていれば業界の成長する流れに乗って業績拡大を果たし、更なる株価上昇を見込むことは十分にあり得ます。

一方で、歴史があり安定しているというイメージの強い銀行業界です。
近年はマイナス金利の影響や、新たなビジネスモデルの確立に苦戦していることなどから、大幅な店舗や人員削減などのコストカットを余儀なくされており業界全体としては逆風が吹いている状況です。
このような場合は柔軟に事業計画を打ち出せている銀行でなければ業績改善と株価上昇を果たすことは難しいと判断できます。
業界全体として逆風が吹いていても収益拡大を実現している企業はありますが、やはり各企業の株価を予想するにあたってはその業界予想をすることは重要です。
なぜなら、たとえその企業単体の収益力では株価上昇が見込めない場合も、その企業を取り巻く業界が、今後成長が期待されている業界であればその企業も人々に期待され株が買われ、株価が上昇する場合があるからです。

関連記事